自治会当面の問題はゴミ。自治会長会議と3人反省お茶会@道の駅

写真は開成町から南足柄市に入ったところにある箱根に続く道の駅足柄・金太郎のふるさと

種類豊富で美味しいし、Go To Eat が使えるし、手土産購入にも丁度良かったりとおそらく月1ペースで行ってます。 甘酒飲むだけのときもある。 後述する反省お茶会は、コーヒーだけでしたけど。

さてこの感染拡大中のコロナ禍で、日頃は異なる行動範囲を持つ自治会員たちが一同に集う催しは、自治会として企画しづらくなっています。 総会前の決め事も、会議が書面になってしまったことで〆切など諸々の変更が必要になってしまい、カレンダーと睨めっこです。

自治会長会議は、来月の回で最後です。 今のところまん延防止等重点措置の期間後ですが、延長するとまた書面になってしまうのかな。 今回は1月半ばに開催されました。 コロナ禍でも、自治会長の皆さん、町長・副町長さん、担当職員さん方は変わらずお元気そうで全員出席でした。

第6回自治会長会議

前回が11月だったので、今回までの感染が収まっていた間に、各自治会は年末の清掃や年明けのどんど焼きなど、幾つかの事業が出来たようでした。 

そのためなのか、会議開始前後では年始の挨拶に加えて雑談も盛り上がっていたように思います。 私もいつの間にか何人かの自治会長さんとワイワイ談じるようになっていました。 お互いに労う気持ちがあるので、皆さん好意的で良い繋がりだと思っています。 

    ➡第1回(4月)第2回(5月)第3回(7月)第4回(書面・10月)第5回(11月)

議題は主に、・コロナワクチン3回目の案内 ・役場横の町民サポーターがやっと改築後再オープン ・母子保健推進員制度廃止 ・民生委員が今年の12月に一斉改選予定 ・3月頭のクリーンデーについてでした。 

また町長さんの挨拶では、開成町が年末に環境大臣表彰大賞を受賞!!したことを受け、視察が増えているなど嬉しい悲鳴。 また環境面で勢いがあることを今後もアピール、大きな事業にも反映していくと述べられました。 前向きで良いことです。

・・・しかし会議を振り返ってみて最も記憶に残っているのは、またもや「ゴミ問題」です。 以前から「議題のほかに何かご意見ありますか?」となれば必ず噴出していたゴミ問題が一向に止みません。 これもまた環境面・・・。  

放置ゴミが減ったわけではない。自治会役員やボランティアが清掃するから綺麗。  

前回の会議で、ある会長さんは「うちはついに、違反ゴミ対処のためゴミ置き場に防犯カメラを設置するに至りました」 と言っていました。 事前に町に相談したり見積もりを取ったり、プライバシーに関わる可能性があるため法律を調べたりされたようでした。  

それが今回、「設置したばかりのカメラが盗まれました」 と、ほとほと参った様子で報告してくださいました。 

今度は看板を設置し、今のところ効果は見られているようです。 他にも、指定外のゴミが夜間、当番が不在のうちに放置されるという自治会もあり、上記の看板を参考にするとのこと。

また、そうした対応を自治会任せにすることへの疑問や、そもそもゴミ対応・当番に関して不満の声があることで、自治会役員の成り手不足の一因になっているようだと相談する会長さんもいました。 

苦慮されている自治会役員や、前向きに取り組んでくれる公園・シルバーボランティアの方々がいらっしゃるので、傍から見ると綺麗な町だと思いますが、何か根本が違いますね。 

一部のマナーの悪い大人や公園に集ってコンビニ飯を食べる若者か…と先入観でイメージして聞いていると、以下のようなご意見が出て心当たりもあるので、ゴミ問題の難しさを実感しました。  

ー「ベビーカーを引いている見た目ごく普通の30代のお母さんがゴミ袋を植木に投げ込んだ」 

ー「外国人労働者が、ゴミ案内か習慣を理解していないのか、分別や曜日関係なく捨てていく」

ー「ゴミの細かい分別やルールは、高齢化や単身世帯増加でなかなか難しくなってくるんじゃないか?」

ゴミは道端に捨てない・・・ 「赤信号は渡らない」と同程度の社会の基本ルールだと思いますが、守らないと危険が生じる訳ではないから難しいのでしょうか。 話題性ある環境面に加え、「ポイ捨てダメの理由と影響」は、信号と同程度に幼稚園や1年生から徹底して皆で読解したり体験するといった、学校・家庭教育したら良いかもしれませんね。 

地元密着なお二人と反省会。 

余談ながら道の駅グルメ・別のときは足柄茶ソフトクリーム♩これも美味しい。南足柄市大雄山の名物、もみじのクッキーもgood。
娘はソフトクリーム入りの贅沢あんみつでご満悦。

いつもと同様に「では、キリが無いのでこの辺で・・・」と、上記の話は打ち切られ会議終了しました。 

隣の自治会長さんから、「おい、反省会すんぞ! 道の駅に現地集合な!」 と声をかけられたので用事を済ませて遅れて向かうと、既にお二人いらっしゃいました。 今日は別所だったので声かけが少なかったようです。 (→「打ち解ける自治会長達」

実際は、反省会はほんの少しで、改めて自己紹介のようになりました! 

何しろ、そのうちの一人は「開成町で○○と言えば元中学校陸上部担当のスパルタ教員で、卒業生には箱根駅伝選手も何名かいる。 開成町のスポーツイベントでよく登場するカーレット(テーブル上のカーリング)を広めたのも一役買っている」 と、地元の有名人だったのです。

私はそうした情報に疎いので、今更の新鮮な反応に逆に驚かれたのかもしれません。お二人だけだとする必要のない町の昔話なども、私がよく知らないものだから沢山していただきました。 生きた話というのか、とても楽しかったです。 

話しているうちに自分と異なる価値観にも気づくのですが、こうしてざっくばらんに楽しく話しあった背景があれば、それはそれと割り切って違いを認めた上で、和を以て貴しとなす。 私のような者を受け入れて、こうして話す機会を作ってくれるだけでも、本当に有り難いことです。 

自治会長会議がある日は、町の大小の問題に触れ、その当事者の生の声を聞き、有意義な一日になります。