夏真っ盛り! 集会終了・開成町、県西地域へのこれからの向き合い方

暑さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。 子ども達の夏休みで写真を撮ると、どれも抜けるような濃い青空が映ります!☀ 今日も母親業を頑張ります。

自己紹介を兼ねて、まちづくりを学ぶ会を開催

21日海の日に、前回ご案内の集会を開催しました。ごく直前にも呼びかけて30名以上にお越しいただき盛会となりました。 暑い日中に、誠に有り難うございました。

ゲストスピーカーで来ていただいた元副町長、小澤均さん。開成町で生まれ育ち、約7年前まで開成町役場で40年勤務、副町長歴は2人の町長のもとで11年間という、町と行政を知り尽くした人です。

道路や区画整理について、地図上で全て具体的な面積数や建物名を述べながら、また神奈川県の動きなども交えながらご説明。 今も関心を持って町の成長を見ている様子が伝わりました。

まちづくりの計画がどんなに優れていても、大事なのはそのときの町民の生活や気持ちです。 私からは南北に長い町で、昔はあった南北線の公共交通機関がなくなったことで聞かれる不便だという声、またこれから予測される課題等々。 少子高齢化・人口減少にまつわるソフト面の話や、今後の町の特徴を生かす提案など行いました。

様々な意見、続々と(集会後も)出る

後半は意見交換の時間。ご近所~町外、様々なところからのご参加の皆さまから、多様な視点からのご意見を伺えたのが良かったです。 お子さん連れのご夫婦や、小田原や足柄各地、遠くは愛川町から。感謝!

都市計画や駅前の開発に関すること以外にも、以下のようなご意見、ご感想がありました。 1週間経ちますが、今も提案などメッセージを頂いています。^^

ご意見: 〇「移住定住」以外に、関係人口(訪れたり、週末を過ごしたりする人々)を増やす案 〇教育がすべての根幹。教育のどこに力を入れている? 〇平らな地形を生かした「自転車の町」はどうなってる? ※「開成町が自転車の町?初めて聞きました」x3名(地元生まれの人含む) 〇農地利用や農家受入れ条件の見直しが必要 〇不登校や発達障がい児は開成町でも増えている。町の課題を知って欲しい 〇環境問題・分別されたゴミの行方は?〇経済的な困窮、障がい等、本当に困っている人がいるので注目してほしい etc…

ご感想: 〇こんなに性別や年齢、立場も住む場所もバラバラな人が一堂に会して開成町について話すのが面白かった 〇議員と直接、質疑応答がある機会はいろいろ参考になる。 〇日ごろから勉強して町に詳しい人が多いようだが、自分は違う。ただ要望を聞いて欲しいだけ。 〇開成町には活発に意見を言う人が多いようだ。町の勢いを感じる 〇「足柄」ではなく「県西」で捉えて小田原とも協力しながら盛り上げたら良い etc…

ほか、「時間が無かったが、こういう意見を言おうと思ってた」「気後れした」とのご意見やご感想もあり、より小さな集会もあったら良いと思いました。

これから

 以下の「」のような皆さんの話、また皆さんの話を受けての小澤さんの話には、これからのまちづくりに望む姿勢が語られています。
「開成町は人口2万人を目指している。 目標設定するのは良いが、日本全体の人口、神奈川県内でも人口が減っていくなかでは、一貫した発展への動きと相当な財政力が必要になる。」
「町民の総意を尋ねたら、発展を望む声とともに、人口増にこだわらず、緑豊かな開成町の姿をできるだけ後世に伝えていくようなまちづくりを望む声は、相当数あるのではないか。」
 「町民の意見を様々、折々、うかがいながら、バランスをとった調和のある発展の仕方を工夫しなければ。そういう町になっていってほしい。」
 「足柄広域、県西地域でも人口は減って財政力は乏しくなっている。公共施設の整備を含めて効率化を図るためには互いに協力することが必要になってくる。」「だから広域のなかでの議論も必要。意思疎通を図りながら将来的な県西地域を作っていくことが望ましい。」など。。

・・・私はこれからも、「様々・折々」な町民のご意見を伺いに各地に参りたいと思います。 他の市町の人とも情報交換しながら、開成町およびこの地域一帯の盛り上げに、陰ながら一端を担えたらと。 粛々と頑張ります。

ご参加いただいた方々には、心より感謝申し上げます。