ようやく涼しくなったからと日中に畑に出ると、熱中症になるかと思うくらいまだ暑さが残っているという、季節の変わり目です。 (以下、SNS投稿分に加筆したものです)
9月最後の週末、曇り空で過ごしやすい気候のなか、農業委員会主催の親子稲刈り体験が開催されました。
真鶴町の子達が、開成町との体験交流で田植えに引き続き参加してました。
( 開成町からは夏に磯遊びに行く。良い交流だ✨)
子ども達は生き物探しにも夢中!カエルが無数にいるし、↓↓ 写真は子供の手のうえに、たぶんキリギリスです🦗 「稲刈り体験」は半分以上、生き物探しが魅力なんじゃないかな。
夕方に大合唱していて、草むらの近くにいると、虫の音に包まれている感覚になることがあります。
稲刈りの後半は、「暇な人は落ち穂拾いして!」と繰り返し指示があり、私は別用で遅刻したけど少しお手伝いができました。
「落穂拾い」と聞けば仏画家ミレーの油彩画が思い浮かぶのですが、開成町暮らしだとこの日の景色になりそうです。 リアル落ち穂拾い、楽しかったです😊🌾
新米の美味しさは格別だから楽しみです。スーパーに並び始めていますが、価格はやっぱり上がっています。
和やかな子ども達の体験のひととき以外は・・
稲刈り体験後やその後の畑仕事の雑談で、複数の農家さん達から農業継続の厳しさを伺いました。
いずれも、「稲刈り体験、今年はできて良かったですねー」「暑さがやわらいでいる時間帯で良かったですねー」と平和ボケしたまま議員のあなたは終わってはいけないよ、と言われているみたいに、「でもね…」と現実的な話に続きました。
「機械が高額で機械に追われているみたい」
「政府の言う通りに動いて良かったことは一つも無い」「今年は豊作だけどなにしろ暑すぎた。昨日は7時間かけて変色した稲を取り除いた」などなど。
決まりは守るとして開成町では開成町の農業として自分達でしっかり考えないといけない、と、各々同じような話になりました。
町の北側にある農業振興地側から見れば、南側の駅前通り線の整理事業等々が目に余るようですが、対話をすればいろいろと理解するところもありました。 たくさん話が出来たことが私の収穫でした。
農業、介護、貧富の差、人口減、、、 色々、すべてが繋がっているので、どれか一つの劇的解決は難しいものです。 年代・職種、できるだけ様々な立場の人の話を聴きながらバランスを見るよう意識しています。 そんななかで、多く訴えられる課題に対応するのは当然のこととして、声なき声というのも拾いあげたい。