一般質問#8④ 恵まれた機会をどう捉えるか。関係人口増加の受け入れと景観を守ること

先日は中学校の授業参観・懇談会。 今月は修学旅行もあったし、合唱コンクールや運動会もと、行事がめまぐるしいです。 個人的には↑↑写真のとおり、10月27日㈰、15時から開成町の瀬戸屋敷で地域の皆さまとお話したく、足柄の他の子育て中の議員たち3名と、座談会を開催することになりました。 お子様連れでも、学生さんでも、関心がありそうな方々にお声かけください。

事前申込制です➡ご記入はこちら)国政選挙の日!

さて9月議会、都市計画の一般質問 ①都市計画とパブコメご案内 ②図書館構想と都市計画 ③どこまで町民の意思を問うか の続きです。 これまで書いていなかった、その他のところです。 ③を読んで、「駅前に商業施設と繋がった図書館があり、抜群に良かった」とご紹介してくださった人がいましたよ。どうも有り難うございます! ➡中軽井沢駅前の軽井沢町立図書館「くつかけテラス」

開成町に関係人口増加予定→受け入れ整備が必要になる

関係人口増加が確実に見込まれる、というのは誠に恵まれたことです。開成町の場合は、3月で一般質問したあしがら産業集積ビレッジの企業誘致があるから住宅需要は出てくるだろうし、約3年後には、大井町と開成町を繋ぐ足柄紫水大橋の延伸が進み、国道255線と繋がるという契機があります。 後者では大井町側から開成駅利用者の増加が見込まれます。

開成町の都市計画上で、主要道路の一つとされる和田河原開成大井線一部として整備が進んでいます。(↑大井町に建てられた看板は名称が金子~と大井町側からですね… ) 都市計画がテーマだった9月の一般質問では、その影響として考えられる事柄についても尋ねていました。

通学・通勤に便利な道路ができたら、当然ながらそこを通る公共交通機関が期待されます。 今は紫水大橋を通るバスはなく、運転手のなり手不足問題も深刻だからか、町は関連企業と情報交換をしつつ、バスに限らない運行車両も検討中とのことです。

同時に、駐車場や駐輪場の確保についても民間企業に相談されているとのこと。個人宅の隣の空き地などあちこちに小さな駐車場が出来ては「駅前の町並み」には寂しいし、放置自転車は既に課題です。

マックスバリュ開成駅前店の駐輪場の張り紙。

景観条例…条例化するしないに限らず、良好な町の景観を守っていく

といった答弁もありました。自然豊かな小さな町でのびのびと子育てを・老後を…と移住してくる人が多い開成町で、無秩序で無機質な開発は期待するところではありません。

前回のブログで、駅前通り線沿いの公用地が他に遅れて空き地のまま…という懸念に触れましたが、なんとなくあり得ると思っているのです。そんなとき、答弁にあったような「景観を守っていくために一定のルールは今後考えていかなければいけない。」というのは本当にその通りだと思います。取り急ぎ、駅前一帯について建築に着手される前に。

一般質問では、その多忙さが伝わる担当課を前に「条例つくれば?」という言い方はしませんでした。 でも今、田舎モダンをキャッチコピーとする開成町を包括的に眺め、その玄関口をデザインするのだからルールを定めなければと考えている担当者達なら、役所の常で人事異動がされる前に、その人たちの思いも込めて条例を作っておいたらいいのではと思ってます。

 

いろいろ書いていて思うのは、開成町まちづくりの大筋はもちろん成長に向かっているということです。 石橋を叩きながらも、前途は明るいです。

一般質問の話、終わり。ありがとうございました。