一般質問#8 ①難しいけど町の未来の発展に夢を抱く「都市計画」と、パブコメご案内

先日の阿波おどりは、よく晴れた日で月も綺麗で、めくるめく連の踊りは迫力があって、私は子ども達を追いかけながらでしたが堪能しました!かっこよかったです。

一般質問で取り上げたのは、一見むずかしいけど、町の未来像が見える都市計画

↑写真は、昭和54年度に作られた開成町の都市計画です。 農地が多く、カラー印刷も無いので、内部の地図はとてもシンプル! 町役場3階の議会図書スペースで見ることができます。 昔の手書きの議事録など、見ごたえある資料がコンパクトに集められているところで、気に入っています。

都市計画とは、”都市の発展と秩序ある整備を図るために策定される計画”として、将来の人口や世帯数などを推計し、整備すべき道路や、その目的など、まちの将来像が掲げられています。 (一般質問の話といいつつ小難しい話題なのもあり、説明から入っています…)

「開成町の沿革」によると、同じ頃の昭和52年、町の花があじさいに決定したようです。開成小学校ができたのが昭和48年、文命中学校が53年。 ・・・この頃、人口は右肩あがりで8千人近く。昭和30年に2つの村が合併して人口4,600人の町ができて20年余り、町としてまとまりを見せ、企業進出も進み、勢いづいてきた頃に作られた都市計画のようです。 計画的に整備するのもそうですが、無秩序な開発を拒む狙いもあるものです。

現在の都市計画はこれです。 フルカラー印刷。 表紙に「人と水と緑が調和した 活力ある快適都市 ”かいせい”」 とあります。(➡中身はHPから見ることができます)

長年の都市計画で守られてきた自然(川や水路、農地や山々の景観)が、現代において人々の癒しになり誇りになっていることが読むと分かります。 町民は、町の自然を維持したうえで、安全で便利な暮らしを望んでいる・・・ということが、この計画内に含まれている町民アンケートに表れています。 計画上でも、自然や景観を維持したうえで、便利で快適になるよう、改めて道路整備や、人口増を見越した宅地の造成(市街化区域の設定)を目指しています。

この都市計画を見直す上で、その住民の心の拠り所のようなものが分かるアンケートについては、最初の「通告文」のなかでも念押しと確認をする意味を込めて、質問の前に述べる言葉に含めました。

一般質問「自然環境の良さに重きを置いた都市計画の推進を」

今年は、この都市計画(12年計画)の最終年度にあたり、新たに策定するという非常~に重要な時期です。 そこで質問1時間の持ち時間のなかでは、社会情勢の変化で生じる課題や人口増、整備(とくに一大事業が進んでいる駅周辺)についての考えを、都市計画課長や町長に伺いました。

内容が関心を呼んだようで、初めて議場に赴いて傍聴する人が4,5人は来ていました。 全体では10人いないくらいだったかと?(開成町議会は傍聴席と議員席が近くて、とくに私は真横なのでまじまじ見れない) 平日議会では多いです。 その初めて一般質問を生で見ていた人たちが、後から「面白かった」「わかりやすかった」などとご感想をくれたので、都市計画は小難しい言葉も沢山あるので、本当にホッとしました。(➡録画が上がっています

内容についてもできるだけ分かりやすく書くよう気を付けながら、、、つづく

以下、ご案内です。

今年は、開成町のまちづくりに於いて最上位計画である総合計画(12年計画)の最終年度です。都市計画はこれに即するものになります。

現在、次期総合計画の素案が出来上がり、町民の皆様、また町内に勤務される方々からパブリックコメントを募集中です。(10月16日まで)➡第6次開成町総合計画に対する意見募集ページ ※ページ下部に素案データがあります。

尚、神奈川県による開成町内の「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」についても、素案閲覧と公聴会での意見申込み期間(10月27日まで)となっています。➡第8回線引き見直しについて 主に宮台の北部と、南部第三地区(小田原市の栢山境)についてです。

町がどのような町を目指しているのか、県の動きは、などご関心ある方はご覧ください!