少数派に目を向ける。福祉の網からこぼれ落ちる人たちがいたら

開成町議会で、教育や福祉、保育や健康などを所管する教育民生常任委員会に属することになりました。

それが理由というわけではありませんが、自分のなかではついに福祉分野に飛び込もうという気持ちがあります。

福祉と言っても幅広く、網の目のように様々な支援サービスがあります。 福祉の網の目から抜け落ちた人がいたとしたら、それはもう基本的人権が脅かされているに等しいです。 難しい、深刻な話で入りにくかったのですが、議員としては、本当に困っている、届きにくい少数の人の声こそ拾い上げようと思いました。

福祉に関する日々の動き

「福祉」というキーワードを意識して最近は動いていました。(以下SNSの内容とかぶります)

先週末は、開成町ののどかな場所にある高台病院に隣接する介護老人施設「あじさいの郷」で、30周年記念イベントがありお邪魔しました。 ↑↑ 上のあじさいの写真は、入居されている方々の作品です。

車椅子やリハビリ機器の体験、手の洗い残しチェックなどなどが出来るスタンプラリーといった、子どもも楽しめる工夫がたくさんあり、地域に開かれたイベントでした。

スタッフさん達は気さくで親切で、貴重な機会に感謝です。うちの子(顔を隠していて見苦しくてすみません)は、車椅子のカーブが上手に出来て喜んでました。


津軽三味線の迫力ある演奏も聴けて珍しい機会となりました。

町内の保健施設で気になっていたので、気軽に訪れることができる機会が有り難かったです。

福祉に関する日々の動き②

また別の日、開成町ひとり親の会「つくしの会」さんの集まりにお邪魔したら、
ちょうど一燈会さん(この地域の社会福祉法人)のおばあちゃん達からお弁当が届く頃でした。
美味しそうなお弁当に、汗だくで遊び回っていた子ども達も大喜び!

「つくしの会」さんは、「ひとり親でもひとりじゃない」と思える交流活動などを行っています。 つくしは、根っこでたくさん繋がる強い植物ですから、そんなところが名付けになっているのかも。

↑↑写真では、ざっくばらんな話をして、日ごろの生活で感じることの聞き取りを行っています。

ーーー アンテナを張っているうち、様々な支援を要していた学校生活から社会に飛び出した若者や、もう「若者」でもない40,50代就職氷河期世代について、公的支援に辿りついていない人がいないか、より気になるようになりました。

6月議会に向けて、そんなところに着目して調べを進めています。