保育士処遇の改善を求める意見書を、議会から提出

3月議会が終わりました。 通年会期制の開成町議会でも、次年度予算の審議を含める3月議会は長めで、1週間以上続きます。

子ども達の年度末の行事もこの時期。 町内3カ所の保育園が同時に卒園式とのことで、議長、副議長に続き教育民生常任委員長の私まで来賓出席の機会を頂くことに!↑↑ 田んぼと面しており、園児たちは散歩したり泥遊びしたりする機会に恵まれている園。

園児達の健気な姿や元気な歌声に感動。地域保育を支える園の先生方にも感謝の意を述べる機会となりました。晴れやかな日、誠におめでとうございます!🌸

議会から国へ意見書提出

3月議会では予算質疑や一般質問など特筆することも多々ありますが、今日のブログは議会で所属する教育民生常任委員会の取り組みについて。

議会の最後に、発議として、国に意見書を出す案を提示し、可決されました。そして内閣総理大臣や子ども家庭庁長官らに宛てて、開成町議会から意見書を送付する運びとなりました!

内閣総理大臣殿、という宛名を含む。

内容は、町の保育士給与額に直結する、公定価格の地域区分が、開成町は低いことから、公平な見直しを求めるものです。

開成町は合計特殊出生率が神奈川県内1位になり、保育園も定員いっぱいいっぱいと子どもが多い町です。にも拘わらず、この地域区分が隣接する他市町より低いがために、保育士確保が困難な状況にあります。⇒地域区分一覧を含む意見書のファイル開成町議会HPより)

この意見書は、委員会で約10か月間、 国主導でR8年度から全国で始まる「こども誰でも通園制度」を調査する過程でおこなった、保育園・保育士たちからのヒアリングから発案したものです。

「こども誰でも~」の制度云々の意見交換よりも切に訴えられたのが、保育士処遇改善(につながる地域区分の見直し)でした。こちらが急務だと、委員会で国に直接働きかけることにしたという次第です。

会派のない個人ワークの開成町議会

私にとって何が特別だったかというと、議会の権限を行使して国に対して意見書を出したというのも特別なのですが、

それよりも委員会という組織で調査を重ねた結果を得たのが達成感が大きいです。

開成町議会は全員で12人で、会派というものがありません。一般質問や予算質疑の勉強は、基本的にいつも個々で行っています。

そのため、様々な意見を集約してできる委員会(6人)のチームで回を重ねて、様々に視察や議論を経て、報告書(「こども誰でも通園制度の実施について」町への要望含む)と意見書というものを生んだというのが、一人では同質のものは到底無理で、良かったなと振り返っています。

ところで意見書で「早急な見直しを」としたのは、県や国も課題視はしている内容ですが、見直しはR8年度予算では見送られました。翌R9年かそれ以降か、いつになることやら。

少しでも早く、保育士という責任重大の仕事が正当に評価され処遇面に表れるよう、見直し実現に結びついて欲しいです。