消防団とペット防災振り返り、大震災ニュースを受けて。 

旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。昨年の今頃はまだ自治会長でした。自治会長時には防災訓練も従来のやり方を見直して行いました。大震災ニュースを受けて、多かれ少なかれ初動のシミュレーションは自治会役員達も改めて行っていたことでしょう。(あと個人の備え…家具の耐震や簡易トイレ、飲食の備えなど)もお勧めです!

「家族」とみなされているペットも防災の備え 

今、ブログを見返したら特に内容に触れていませんでしたがペット防災について短い一般質問をしたことがありました。 ここ開成町では、2つの小学校と1つの中学校がペット同行避難可能な場所とされています。 どれだけ知られているでしょうか? 

当時の答弁では隔年(次は今年令和6年)で行われるしつけ教室でペット防災も含むという話でした。 動物病院それぞれのお考えもあるようですから、ペットの備えについては、かかりつけのところに相談するのも良さそうです。 

 今回の能登でも、被災者にはペットを飼われている方も含まれていると思います。 逃げ出してしまった犬や猫を探すために、マイクロチップ装着など出来る備えがあります。➡横浜市の冊子が分かり易い

消防団勧誘の機会は今週末の二十歳の祝い

 能登では自衛隊や消防隊が派遣されていますが、地元の消防団も日々奮闘していることが伝わる記載がありました。救命救急のため真剣に働く地元の団員は一早く現場に到着しただろうし、地理や人脈に精通していることも被災者には頼もしいものだと思います。

 ー消防団による年末の特別警戒は、23時を回る頃にもウ~ウ~カンカンカンと聞こえてきて、お疲れ様です!!と思っていました。 あの音がどうしても「清水さ~ん、消防団員をはやく見つけてくださいよ~~~」という心の声のように聞こえてきて仕方なかったです。 自治会長のとき(議員になった今でも)言われていたので💦 出来なかったことの一つだから…。 

 団員を増やすためにこうしたらいいのに、こういう例がある… ということは以前にブログで書いたことがありました。 開成町消防団のHPを久し振りに拝見すると、当時紹介した年齢上限撤廃の例(小田原)と町内在勤者も可能とする例(中井町)は話合いの中でも出たようで、R5年4月から開成町も行うようになっていました。(後者は会社に働きかけしないと効果が無いような)でもHPによるとまだ二桁の定員割れです。 次は学生消防団活動認証制度を急いで行うようにして、高校卒業式や二十歳の祝い式典でアピールしたらと思います。 

 というのも、学生のうちに1、2年地域への貢献や、地域を知る機会として消防団に所属することは貴重な経験になるし、それを証明する町の公式な推薦書でもあれば就職に有利になるのにと思っていたら・・・ すでにそのような制度があったのです。

➡総務省消防庁「学生消防団活動認証制度」のページ 近隣では南足柄市や小田原市、また秦野、平塚、葉山、藤沢…続々と導入している制度です。 (愛知みたいに県が主導してくれればいいのだけど!

 学生でなくても、今後しばらく、コロナで他者との交流が希薄になった世代が二十を迎えます。現代の若者は、地元の活動なのに非日常を感じるかもしれません。そこに新鮮さと遣り甲斐を感じてくれれば。 

 力仕事だけでなく救命救急措置を学べるとか、非力な女性も活躍できるので、全国で見れば団員総数はますます減少傾向にあるものの学生と女性の割合は右肩上がりです。(そういうところは内部の改革も必至なのかもしれません。)どのような災害が起こり得るか、対策や備えの知識を前向きに吸収する若手が躍進する団や、そんな団員経験者が地元で増えたら心強いなあ…。

 能登半島の被災地では寒さや飢えを凌げる支援が早急に届きますように。 ➡防災の話つづき