「かーさんズ」ほか、人と繋がってゆく地方議員

開成町をはじめ、近隣市町でも秋の行事が多い週末が続いています。

9,10日の開成町文化祭は、前週の舞台発表に続く展示会。そして同日、近くのあじさい公園では足柄天目会という老爺柿(ろうやがき)の盆栽愛好家グループによる展示会と即売会も開催されていました。おとぎ話に出てくる宝玉の木みたいだと見入って、2年前にも写真を載せていました。

そのときに少し感想を書いて、その後はSNS等で他人の写真を感心しながら見ていたくらいです。どういうSNSの仕組みなのか、大井町の前町長、間宮恒行さんという地元の名士からFacebookの「盆栽大好きグループ」というのに突然、招待されて驚きました。(見る専門ですが入りました)

かーさんズ @開成町も好評でした。その他の繋がりも。

上↑の集合写真は、「THREEかーさんズのセイジ喫茶」開催時です。もともと、南足柄市の綱島麻美さん、大井町の重田ゆきさん、山北町の富田陽子さんという、隣接する市町の二期目の無所属・お母さん議員3人で行っていたものに、臨時開催として議員2年目の私が加わり開成町で行いました。

「セイジ喫茶」と名付けていることや、開催日が国政選挙の投票日だったこともあり、

「どうすれば生活に密着した身近な話題として政治について話せるか?」「保育園の話も、子育てや公園の話も『こうなったらいいな』はぜんぶ政治なのに、切り離されているように捉えられる」「距離を置かれたママ友もいる」

というテーマに自然になりました。 ほか、それぞれが日頃抱いている思いや悩みなど。

輪のなかにいる赤ちゃん。 お子さん達は瀬戸屋敷の中庭で遊んでいました。 参加された12名の皆さんのご感想が思った以上に「こうやって気軽に話せる場があってよかった」といった好意的なものばかりでした。

隣の市町の状況は身近なようでいて違うこともあり、今後は良いところは取り入れたり協力したり出来るし、とても良い連携だと感じました。

大井町の重田ゆきさんは、私が開成町で行うより以前から子ども・子育て非営利団体を立ち上げて活動していたので、彼女が議員になる前から注目していました。(NPO法人にないて)

写真は全員、足柄上地域の議員さん。 右から、大井町の大石舞さん。毎月11日に行われるフラワーデモというものがあります。女性の性被害に対する日本の加害責任の軽さ等を訴える活動やミニ集会等を地道に続ける保育園児のママで、開成町で開催されるときにお声かけしてくれたことがありました。

そのような感じで(ほかの人についても書こうと思ったけど省略)、重田ゆきさん、南足柄の綱島麻美さん、松田町の平野ゆり子さん、中井町の加藤久美さん。写っていない何人かも含め、それぞれのご縁があり、今は情報交換等やり取りさせてもらっています。 写真は、秦野市に新しい産科医院がオープンしたので、加藤久美さんの呼びかけで視察に行ったとき。

話しやすい議員さんが、町内外で男女や年齢問わず増えています。もちろん議員以外にも。今回ご参加した皆さんは様々なところから、それぞれの”きっかけ”を得て来ていました。 その後ご連絡をいただいて個別相談になる人もいて、私の学びが広がっていきます。

町の人たちと

さて、今週はお茶の先生をされている知人のご提案で、表向きは「傍聴とか行ったことないけど、清水さんはどういう考えでどんな仕事をしてるの?を聴く会」みたいなものですが、お楽しみは挽きたての美味しいお抹茶と茶菓子で座談会という小さな集まりがあります。

先月も「清水さんって何者?と思って」とズバリ言われる、ある地元の方々の勉強会にお呼びいただく機会がありました。 どうも有り難うございます。

様々な立場の方から、いろいろなお考えを聴くことは仕事上必要なことだし、プラスにしかなりません。自分から「話を聴かせて」と向かう場合もありますが、私は知らない町民、町のあれこれもまだまだ多いので、お声かけは有難いことです。

人や町を知れば知るほど、それが仕事になるなんて地方議員はいい仕事だな。