写真は先日終わった隣の松田町の「ろうばい祭り」。一面が黄色に染まっていい香りで綺麗でした✨ 今週末からは開成町の行事「ひなまつり」スタート~3/3までです🌸→公式サイト 古民家内に膨大な数のひな人形と吊るし雛が飾られ豪華絢爛です。落ち着いた風情の庭園やカフェでホッとするのも合わせて楽しめるとこです。
開成町の行政に目を向けると、12年計画「第五次開成町総合計画」の最後の12年目が令和6年度となっています。町のあらゆる事業の元となる方針や目標が詰まった総合計画のことです。
令和7年度から始まる新たな総合計画を策定するため、町民の声を出来るだけ聴き取るような町民集会が1月末の平日夜と、2月頭の週末昼間と、計2回開催されました。
きれい。(庁舎に着目したブログ)
100名超(?)集まった町民集会
山神裕町長は今年度(令和5年)の4月末に就任。就任2年で新総合計画策定・スタートというなか、実際に策定期間は正味2年もないし令和7年度は町政70周年記念があります。気忙しいでしょうが節目を迎える準備段階でも町民の声、参加がかかせません。
コロナ禍を除き前町長さんのときも町民集会は毎年行われていて、人数だけでみれば大きな違いはないのかもしれませんが、住民側に違いを感じました。 町長が若返ったことと民間出身ということ等からくる期待感でしょうか。SNS発信力もあり現役世代の関心もすこしずつ喚起できているのが見て取れました。 場所が庁舎ロビー(町民プラザという名称)だったのも、開放感があって良かったです。
子連れの若い母親達もいて、農政への関心を強く見せていたのが印象に残りました。私が9月に行った農業についての一般質問もご存知で、パワーある女性達と知り合いになれて良かったです!
町民集会とは別に町民ワークショップというものも12,1,2月と平日夜に1度ずつ計3回コースで開催されていて、こちらは30名程度が3回連続で参加されていました。 10年後の開成町についてグループでディスカッションする形式x3回は、参加者もそれなりに楽しかったのではと思います☆
開成町の新町長の考え方は、補助金ありきではない、実になる政策。
↑ 写真、天井や壁の木組みが映えてます
開成町の課題が浮いて見えるデータ、また重点的な取り組みとその理由など、聴いていると町長の考え方が伝わってきました。補助金のバラマキや、どこに補助金を出すかと自治体同士でアピール競争するよりは、長期的な効果が見込める政策や何かの質を高めるほうに重きを置いています。
コロナ禍では地方創生のための交付金が出て、町内(市内)中小企業を応援する商品券が出回り、経済的な盛り上りが明るい話題になっていました。 それを第2段、第3段と繰り返したり一律でばらまいたりしていた自治体は少なくないです。 喜ばれたし話題性があったけど、着々と成長戦略を練り地域活性化のための事業やDXを実施に移していたところは実を結び始めている。今の開成町は後者のような考え方なんだなと認識しました。
立止まって頭を使って考えることや時代をまたぐような先見と覚悟が必要なのだと思いますが、開成町は丁寧にポジティブに進んでいるようです。 だからといって私は安心するのではなく、その躍進を支えるために脇や影に追いやられたもの、置いていかれているものを見たり、方向性と取組を一歩離れて監視員のように見ていく立場にあります。 ← この一文、議員だから・・・と思って書いたら、なんだか母親みたい。
また先々に町民集会が行われる際には、ぜひ参加してみてください。 議会報告会も!