立派な庁舎、立派な議場…町のためにと建てられた建物をぜひ直に見に来てください

写真は開成町の庁舎です。 いつだったか、帰りにあまりに綺麗な姿に気が付いて撮りました。 

日本初のゼロエネルギー庁舎と称される、神奈川県建築コンクール最優秀賞を受賞した建物で、開庁して4年たった今でも他自治体からの視察が絶えないようです。 

この建築美、夜景はこのように格別に素晴らしいですが、住民の対応は17時までなので、この灯りの中にいられるのは残業中の職員さんと管理人さんだけです。 

ここがもし普段から20時頃まで開いている図書館や学習室を兼ね備えた町民交流スペースだったら。 勉強に疲れて帰宅する学生がフッとこの建物を振り返り、「綺麗だなあ」と、この場で勉強する自分に少し酔いしれるような、そういう思い出ができる場だったら、、、と思いました。 自宅や学校以外の学習環境に身を置いた自尊心は、それなりの大きさがあるものだと思うので…。 

とにかく、やや後手に回っている町内の区画整理事業の中身について、ハードルを相当上げている建物です。

誰でも6月に見に来れます。 3階議場はデザイン性ある立体的な木材壁&絨毯張り

港区に本社を置く松田平田設計のHP 録画配信とは異なる角度から見る、議場の写真。 

生演奏を聴く機会は無いと思いますが、音響が素晴らしいだろうな!と思わせる3階の議場です。 傍聴席にいるときは気づきませんでしたが白い絨毯張りでした。 「議場」サイン一つとってもデザインに凝っているし、この部屋の前の廊下に並ぶ椅子などもナチュラルで素敵です。

議員として初めてここに入った日は、あまりにも立派で、他の施設を思い出してなんだか申し訳なく思いました。 仕事に慣れていないこともあり、そのまま奮い立つことも出来ずにいます。

開成町議会ホームページ議会だよりで6月の日程が近々記載されます。 「定例議会」「随時会議」はどなたでも来て、傍聴できます。

もちろん傍聴に来られることは、新人議員でたどたどしく話すだろう私にとってはプレッシャーです。 でも一体、どれだけ議場が町政の最高域として扱われているのか。 (どれだけ新町長と新議長が堂々たる姿を魅せてくれるのか!) 

議会は6,9,12,3月とあり、内容により時間を選べますので、ぜひ一度でも何度でもその場を直に見てみることをお勧めいたします。 

余談ー 吹き抜けのフロアと階段も。

 ↑ 階段から眺めた景色。 まるで美しい彫りが入った木箱の中にいるみたいです。 建築家の誇りを想像しますが、使ってもらった方が喜ばれるはずです。 ある職員さんは密かに「シンデレラ階段」と呼んでいるという階段です。 

元ウェディングプランナー(美術館での結婚式事業主任)の私としては、このような庁舎なら前からシヴィルウェディング(市民婚。庁舎で結婚式。市長、ここだったら町長が証人になる。)というものが、町に今後も愛着をもってもらう方法として可能性はあると思ってます。  議場で生演奏を聴ける可能性や、一般の方々が議場に踏み入る可能性も生まれるかも(??)

階段からの景色は、多くの町民にとって滅多に見る機会がないと思います。 2階以上に用事があれば、上るだけで心なしか良い気分になる階段です。 3階議場に行かれるときでも、歩ける方はぜひ階段を利用してみてくださいね!  (ただし2階までで、3階へはエレベーターか建物奥の階段を利用します)

※先日、役員決めの本会議があったので、それについて書き始めたはずが思い余って全然違う話になりました。