子ども達と過ごす時間を優先で。野原に海に

自治会の総会(書面)は無事に済んでいます。 終わった~!お疲れ様でした~!!と三役で労ったら、清々してパッと解散しました。 といっても年度末なので、手続きやら報告書提出やら細々と行っています。 必要なときに短時間で済ませ、あとはあまり考えないような日々にしています。 

春の海は、多種多様な生き物の宝庫でした。 季節の変化に応じた営みは、時代の流れなど関係なく繰り返されています。 人間が及ばない、永い時の流れと神秘さを感じましたが、油一滴で死ぬと思うとはかないです。 

色鮮やかな(グロテスクな)単細胞生物たちがじっと岩に貼り付いていたり、穏やかな浅瀬で浮遊したりしていました。 水面を荒げずジーッと見てると、無数の割れた貝殻の中で、大小様々のヤドカリやカニが動き出します。 岩を裏返すと、大急ぎでカニやコトブシ(高級貝)が逃げ出し、岩の裏側のヒトデやアメアラシの群れがいて驚嘆しました。

華やぐ春

  

引っ越してしまう副会長を初めて家に呼んで送る会…のようなもの。 パイナップルのアップサイドダウンケーキを作った。

3月中旬、花見をしたり、子ども達と草餅を作ったり春らしい過ごし方がありました。

テーブルを飾られるくらい、育てている花がたくさん咲き出すのは嬉しいことです。 

ツクシとヨモギを観察しながら採る。分かりにくいけど山々は春のもえぎ色
美味しく出来た草餅。 あまった餡子で作ったアンパンも美味しかった!
早咲きの桜。今はソメイヨシノなどがほころび始めた頃です。

海の生き物たちの神秘の世界

以前「コロナ禍の夏休み延期?~」で書いていたのと同じ場所。 我が家はもう海遊びが始まってしまいました。 子ども達はまた風呂に入るように岩間にプカプカ浮かんで遊んでいました。 (上がって海風に吹かれるとブルブル震えてました)

本来の目的は、息子が最近ハマりだしている釣り、ということで、父も誘いました。 

が、1匹しか釣れないし、私と娘が生き物探しでワーワー遊んでいたので、父も息子もいつの間にか加わり、実に様々な生き物採りました。(バケツ内を観察して、逃がして、また採って・・・)

以下は、なんと「巨大アメフラシ」ナマコの入ったバケツに投入され、びっくりしたのかヒダを揺らして紫色の墨を吐き出したところ!!  ナマコは応戦して、白い糸のようなものをニュルニュルと吐き出しました。 どちらも初めて見て唖然としました。 よくこんなナマコを食べようと人は思ったものです。

大自然らしからぬインクの色だ!と思いましたが、そんなことはないです。 自然界にこそ全ての色があるのだと気付きました。 


↑今の季節は、ウミウシたちの産卵期です。 大量のウミウシが浅瀬にいて、細いスパゲッティのような蛍光オレンジ色の卵を産み付けていました! ここから、どうウミウシに化けていくのか想像ができません。 (↑岩をひっくり返したら、岩の裏に群がっていたウミウシ家族とその卵。 軍手していても触りたくない)

↑ 死んでるのかな?と思った、プカプカ浮いていた大きなマナマコ(20cmくらい)。 これもよく見てるといっぱいいました。 表(背中)は地味なのに裏が無数の赤赤した吸盤で、夢に出てきそうな奇怪な生物。 しばらく経ったらバケツの底にビッタリ貼り付いていて、生きてると分かりました。 

子ども達は次第に帰宅時間が早まり、ついに春休みに入っています。 集中しにくい・家を空けにくいというのも多分にありますが…気忙しかった分、パソコンを向く時間も減らして、子ども達と過ごす時間を優先して楽しむようになっています。 春休みはまだまだこれから。