コロナでお盆の予定キャンセル。北海道旅行に行きたかった…

写真は、先月まで息子の愛読書だった北海道旅行ブック(涙)

何カ月か前にはたしかに、マスク着用や消毒は念の為するけれど、今夏こそ旅行や帰省が出来る・・・という気運があったように思います。

我が家は、長男が来年は受験生なことや、その他諸々あり、今夏は大奮発して家族で北海道旅行に行こう!と計画を始めました。 私は北海道に一度も行ったことがことがなく、憧れに近いものがあります。

それまで子ども達の長い夏休みが近づくと憂鬱なものでしたが、今年は北海道旅行という大きなご褒美が出来て、俄然ヤル気を出しました!

一応コロナ禍ではあるので、北海道に行っていいかどうか、ツアー会社が多数の北海道ツアーを組んでいることや、航空会社・各空港のホームページ、北海道の観光公式ページなどを確認しました。 

「感染予防に注意しつつ訪れる観光客は、再び観光地を活性化させるためにも歓迎されている」と判断するに十分なメッセージが計画当時はありました。

レンタカーを借りて7泊8日。 大湿原の中に泊まりたくて現地に何度か電話したりと、小さな民宿から人気ホテルまで宿泊先にもこだわりました。 旅行ブックを繰り返し眺めては「ここ行けるの!?」「これ食べたい!」と興奮している子ども達と楽しみにしていました。

しかし、オリンピックさなかに都心近郊の県でコロナが急拡大している、北海道もじわじわ増えている、このままでは緊急事態宣言が出されそう・・・という頃に全てキャンセルしました。 子ども達は泣いていて、私も涙が出そうでした。

1番の理由は、コロナにかかりたくないから。自分の身は自分で守る

神奈川にも緊急事態宣言が出そうだ・・・という頃、絶対に感染しないように気を付けるとともに、日々の感染者数や北海道での観光客受け入れ状況を見てキャンセルを迷っていて、こんな心境で旅行の日まで持たないと思いました。

緊急事態宣言下で出かけるのは周囲の目が…というのは案外小さい理由でした。 それより、いざ北海道に行ったとしても旅行中の食事もプールもなんとなく心配で存分に楽しめないだろうし、もし旅行途中にコロナにかかったら帰ってこれません。 

そしてなにより、コロナにかかったら苦しそうです。 入院もすぐ出来ないかもしれない。 旅行があってもなくても、とにかく家族の誰もコロナにかかって欲しくない。

緊急事態宣言範囲が広がる予想がされたころには、北海道知事からのメッセージ「道外からの来訪をお控えください」をニュースか何かのページで見ました。 もちろん各所で「不要不急の旅行や帰省は控えてください」と見聞します。 中央の願いは心に響かなかったけど、受け入れる北海道民が怖々とするのは可哀想だし、知事の悲痛なお願いを反故にして神奈川県から遊びに行くのは失礼だなとも思いました。

宿泊費は一か所ホテルの10%を除きキャンセル料無料。飛行機もキャンセル保険に入っていたので良かったです。 民宿のオーナー達は優しくて、またいつか来てくださいねと言ってくれました。

いざオリンピックが始まったら、都心に大勢集って騒いでいるし、飲み会クラスターのニュースも多い。 こういう人達がいるからだと悲しく、悔しくなりました。 

北海道旅行の計画はさすがに時期尚早だったのかもしれません。 でもこの夏に行きたかったなあ。 ぽっかり予定が空いてしまって、お盆でどこも混んでいるし天気の悪い今日この頃、掃除をしたり、子供部屋の模様替えなどしつつ過ごしていました。 (子ども達には、2日間くらいに渡り説明して、分かってくれました)

お盆が終わったら、学校の貴重な夏休み残り2週間! 子ども達と夏休みらしいお出かけをしたり、出来る範囲で楽しく充実した休暇にしたいと思います。