一般質問#16③人々が押し寄せた「蛍」需要をきっかけにして変化が望めること

8月、夏祭りも各地で行われて夏真っ盛りの頃です。大井町のよさこいひょうたん祭りや、南足柄市の金太郎祭りはそれぞれ40周年、50周年と節目でとくに盛り上がっていました!

↑↑ 写真は、珍しく夜に開放された開成町の瀬戸屋敷です。 夏の暑さがいよいよ始まるという頃に、ホタル観賞会が催されていました。 季節が巡ってしまうと、大分前に感じますね。

水路を綺麗にして、蛍の生育場所も点々と設けられたら

夏の盛りだと思っていても、日が暮れるとコオロギの鳴き声が涼し気に聞こえることがあります。初夏のホタルは、声ではなく幻想的な光で、ほんの一時だけですが夕涼みを特別な思い出にします。「たくさんのホタルが乱舞する様子を見たことがない」と開成町で生まれ育った70代の方に言うと、「それは・・・可哀そう。可哀そうなことだと思うね」と言われてしまいました。

古民家「瀬戸屋敷」で一夜だけの蛍鑑賞イベントには、400人もの人々が訪れました。駐車場は満車、臨時駐車場となった緑陰広場もいっぱいで、親子連れなどで大賑わいでした。

残念ながらその日は強風で、煌々とした月明かりもあり、また池の周りに大勢の人垣ができて、蛍は1,2匹ジーッとしているのが見えただけでした。瀬戸屋敷は竹細工の灯りで演出され、夜のカフェなど非日常を演出していて素敵でしたが・・・。

本当は、蛍を見るためには、車で大勢で駆け付けて見るよりは、夕涼みにちょっと近所に散歩して見れるのが良いです。そういう思い出話を、地元の方からたくさん聞いて羨ましく思いました! そんな蛍が乱舞する様子を町内で見てみたい。蛍がいる地点が町中に複数、点々とあればなぁと思います。

そこで、改めてクリーンデー参加のテコ入れをするために(⇒「クリーンデー参加者数はどうすれば増える?」)、上記を踏まえ「身近にホタルが生息する町にしよう」という分かりやすい指標を掲げるのはどうか、といった提案もしました。 今までと同じやり方では減少傾向にあるのだから。

調べると、今や至る所で地域資源として蛍復活を精力的にされている他の自治体も多いです。町長も答えとして「開成町の良さとして十分、発信できるもの」だと認識しつつ、ホタル研究団体が新たに発足しているとのことで、そういう団体の支援をふくめ各所と協力して進めたいとのことでした。

昨年までの断続的な長期断水で、いよいよ「いなくなった」という声をたくさん耳にしました。しかし絶滅したわけではないので、希望はまだあります。

環境に配慮する意識が、日常生活の変化にまで至るには

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個人用の町の環境施策では、新築する際の太陽光パネル設置補助金や電気自動車等、最近では生ごみ処理機の補助がありました。(私も個人的に気を付けています⇒自分に無理ないところから「エコ活動」

春にはレンゲ畑(緑肥)をリサーチするため、町内各地をめぐっていました。農業振興地域だけでなく、個人のこだわりでされているところが、点々とありました。 昔は多くがレンゲ畑だったということで、さぞ美しかっただろうと想像してみます。今となっては、夢みたいな景色です。

レンゲが消えた理由として、現在は緑肥にこだわるより肥料で十分だしそのほうが安い…とはよく聞いていましたが、温暖化によりレンゲの根の広がり方や土への影響が、昔と異なってきている難しさも加わっているそうです。

それでも環境のことを考え、また現実的には円安、エネルギー輸送路のホルムズ海峡航行危機があるからか、国や県の有機農法に関する優遇措置や、緑肥利用の補助メニューがいろいろ出てきています。

上手く公金が活用できて水田地帯で少しずつでも増えれば、開成町は6月のあじさい以外に、4月の散歩はレンゲ畑のなかで夢のよう・・・という魅力が加わります。

今回のテーマは「ホタル」だったので、多様な生態系の維持として水路環境にやさしい営農の考えについて問いました。 開成町は環境に力を入れている町とアピールしているので基幹産業でその意識が示されることは至極当然な流れです。

答弁では、関係機関と連携しながら化学肥料の適正な利用、堆肥等の、有機資源の活用をはじめとする環境負荷の低減資する営農方法の両立を図っていきたい、とのことでした。 加えて、町として、営農者間の理解促進や適切な農地管理に努めたいと述べています。

きびしい農業の実態は現実的にあるので国の農政どうなってるのと注意を払いますが、やはり時代の流れに即した変化はあるにはあります。見落とさず、町で生かせるものは生かせるように、出来ることをしていきたいと思います。