私は町の「ふれあい農園」で1区画30㎡、年額2千円の畑を借りています。足柄上地域は都心に近い方に比べると桁違いで安いのです。 ↑ど素人でも立派な大根が育ちました! 人気なのと、農地の有効利用で開成町では更に新設予定があります。先の総合計画の説明でも、そう触れられていました。
もともと実家の父が畑をしていて、私も子ども達も収穫を楽しんでいました。 住んでいる開成町でもしたいと、広報かいせいお知らせ版に募集が載るたびに募集してましたが、なかなか当選しなくて、1年くらいは金井島地区(農振地)の畑をご厚意で借りていました。
小さい畑ですが、夏には大玉スイカが2,3個成功✨ すぐ横にある水路は子ども達の絶好の遊び場で、水鳥や魚の観察場所でもあります。 歩道の草刈りは、町の役割なのでしょうが、気づいた利用者が行うことも。 土いじりは楽しいし、今では利用者同士、良い距離感があります。子ども達とよく行くので、近くの人が別の野菜の収穫をさせてくれたり、お裾分けしてくれたり。 景色もよくて、おばあちゃんになるまで続けたいなーと気に入っています。
いつもの畑に向かう道から昨日の風景。水仙が溢れるように咲き出している早春の頃。畑からは水田と山並み、川沿いを歩いたりジョギング、サイクリングする人たちが見えます。
そんな生活要素が詰まっている町の計画を見てみること、意見を出してみるのもご一興。
前回、開成町では総合計画を策定している話を書きましたが、総合計画に紐づけられる「個別計画」と称される計画も次々に策定されていきます。 そしてそれら計画は、出来上がる前に町民の皆さまからご意見を募る「パブリックコメント制度」が必要な手続きとして法定化されています。
メール等でパブコメとして意見を送ると、町側が必ず答えを記載の上、町ホームページ上でも公表されます。役場で資料を見て、意見書を記入することも可能です。
現在、開成町では 〇環境基本計画2025-2032 〇子ども子育て支援事業計画2025-2029
の3つの計画についてパブコメ募集中です。上記のリンク先のページから、実際のご案内や計画書、意見提出用紙を見ることができます。健康増進が2月19日まで、環境と子育ては2月17日までです。
ふれあい農園で経験したり感じたりすることは、この3つの計画すべてに関わるので先に触れました。多くの方の日常生活や関心事にも、必ず関わっている内容だと思います。
とくに今回の環境基本計画はイラストやカラーが多く、町民が見るよう意識されてるかのように見やすいです。環境に関心が強い方々やお子さんでも、気になるところがありそう。
子ども子育てのほうは、少子化を見据えた人口推計や保護者アンケート、学校教育の課題も含まれています。健康増進~のほうは、町民の死因やがん検査受診率などの現状から改善計画まで読み取れます。ほかにも、個々が気になるポイントは網羅されているのでは。
パブコメの数は、町民を巻き込んだまちづくり、の第一指標では
これらパブリックコメントを募集しているのなら、開成町の町民プラザ(庁舎1階の広いホール)や町民センターに置いたらいいと思います。 現状、ホームページ上や「窓口に来てご要望すれば見れます」という、表に出ないものなので、多くの人が知らないままでいます。 真に町民を巻き込んだまちづくりを目指すなら、パブコメ件数自治体一位を目指し、なれたらすごいことです。対応する職員さんは、大変になりますけど。やりがいに繋がれば…。