
開成町は令和7年2月1日に町政施行70周年を迎え、その当日に福祉会館にて記念式典が催されました。町議会議員も招待状を頂き参列しました。町長の挨拶は常に前を向いて語られ、この日を迎える気合と緊張感が感じれられました。

開成ジュニアアンサンブルのジャズ演奏やあじさいちゃんマーチのダンスなど子ども達の参加も多く、素晴らしい式典でした。
企画運営から片付け等々、執り行っていただいた職員さん方にも感謝申し上げます。今後、あじさい祭りなど年中行事は「70周年記念」が付帯されて催されていく予定です。
町の歴史に触れる
70年前の町の姿や、歴史を紡いでこられた人々に思いを馳せながら、70周年という大きな祝いの場に参列できる幸運に感謝していました。
式典の前後で、改めて開成町の歴史が残る資料を読み直していました。「ふるさと開成町」などの冊子は、私が議員になってまもなく、匿名でポストに届いたものです。(未だ、どなたか存じませんが有難うございます。)「開成町の古民家」は町のホームページ上でデータ化されています。
↑「第10回町民体育大会スナップ寫眞集」(←「写真」の旧字体)は、広報かいせい150号記念縮刷版という厚さ約5㎝の本からです。町の元幹部の方が無期限で借してくださいました。 昭和39年10月号のもの。「第10回」とあることから、町政元年にこのスポーツ大会が開始されたことが分かります。 東京オリンピックも同時に開催された年で、文命中学校に町民2千人(総人口は約5千800人)が集まり盛大に催されたようです。競技に「婦人会の豚追いリレー」とかある。(笑)
町政が70周年ではありますが、町を形成する地区は多くが500年以上の歴史があります。地区別の資料では、金井島村の歴史が議会図書にありますし、河原町の歴史は合同庁舎1階の本棚にあります。河原町の十文字橋そばには芝居小屋があり、女性を虜にする男優がいたことなど細かに書かれていて面白かったです。
…と、そのような細かい話は良いとして、町長は挨拶の中で、昭和の大合併で開成町も酒田村と吉田島村が合併されて町が誕生したことなど町の歩みにも触れられていました。開成町はさらなる人口増と発展を目指す方向性も示されました。
式典、演奏会と続き、懇親会
懇親会は、議会の総務経済常任委員長の武井さんご挨拶と、町内唯一の”再生”酒造、瀬戸酒造のご提供による樽酒の鏡開きでワッと始まりました。(割っているのは、町長、議長、婦人会長、あじさいちゃん。中はどなただったんだろう。)


私は長らくイベントや結婚式があれば企画運営や事務、黒子に徹した裏方という仕事だったので、議員だと席が用意され出席するだけというのが恐縮します。 せめてもの礼儀のような気持ちで、上記の資料を読み直したり、この日のために準備していた母の嫁入り道具の着物の衿(特別な機会なので、飾り衿と重ね衿という凝ったもの)を縫い合わせたりと夜な夜な支度をしていました。←だから着物を褒められたのは素直にとても嬉しかったです。
懇親会では、教育委員会の女性らと意気投合。 瀬戸酒造の森社長からは今後の展望など希望ある話を聞いていました。 懇親会は、演奏会を盛り上げた中高生たちや、あじさいちゃんマーチを元気に踊って、会場の明るい花になっていた子達もいて賑やかでした。 ほかにも、私の同期も含む自治会長さんたち、職員さんや同僚議員たちとも写真撮影をしたり、多くの人と話ができました。
最後には会場装花に加え、まん丸の珍しいペットボトルの水や、役場前にあるパン屋さん、ベーカリーアスランのお菓子を記念品として頂きました。どうも有難うございました。まちづくりに関わる大勢の人たちと共に過ごせて、とても感慨深く、楽しかったです。 今後もメリハリつけて頑張っていきましょう。どうぞ宜しくお願いします。