自治会で二十歳の声を聴く。 自治会参加がほとんど無く経費も割けられなかった世代

関東は冬は快晴が多くて、洗濯日和で気持ち良い日々です! 週末は年始めらしく外で凧揚げ、実家ではあんころ餅を作りました。 

自治会活動としては昨年につづき、自治会から二十歳の記念品贈呈を行いました。(➡「コロナ禍で初めて行う自治会活動。成人の祝い品贈呈と二十歳のインタビュー」)  

敬老の祝い品(高齢者向け)やクリスマスプレゼント(子供向け)という、自治会では目に見える恩恵が無かった世代(20代とその親世代)に、何かお届け出来る良い機会です。 二十歳の今、精一杯取り組んでいることを聞くことは役員側にとっても新鮮で楽しいものだと気付き、今年も行うことにしました。

二十歳の記念式典にご出席の娘さんたち💓素敵✨ バイトやサークル活動の写真もいただきました✨

昨年とはかなり異なり、学生生活を満喫している二十歳

昨年のコロナ禍、自治体の祝賀会の前日に、事前申し込みされた新成人の方々へ記念品を渡しに行きました。 ご本人からコロナ禍で学生生活がままならないのでバイトで新たな社会経験を積んでいる様子や、実直に夢を目指して資格試験に取り組む様子から、思いかげずポジティブさと若さに圧倒されました。 

贈り物は、昨年に続き町内ケーキ屋さん「カイセイセイカ」のパウンドケーキ。
こういうケーキも美味しそうだなあ…眺めていただけ…

今年の式典前日の週末は、ご本人が同窓会や買い物、バイトで不在ばかり!(笑)同窓会が出来るようになっていました。 近況の話を聞けば、バイトと勉強、就活の成功!(専門学生)、そして昨年は「中止になった」「ほとんどない」と聞いていた海外留学やサークル活動が出来ていて、全力で弾けるように今を楽しんでいる様子が聞き取れました! 

自治会の広報でも紹介する予定です。 昨年に二十歳だった若者たちも、四大生なら今年はそんな風に過ごせているだろうと思うと、「良かったね」と胸がいっぱいになる思いです。(「リモート授業ではなくなり、大学まで行くのがとても面倒」という意見も・・・) 

敬老:二十歳:子供=7:1:2

今まで、自治会の福祉部の予算取りはこんなに偏っていました。(二十歳のが無い一昨年まではもっと偏っていた) 福祉部以外は、防災/環境美化/文化展や祭りが主で、全員平等なものです。 ※福祉事業には自治会費収入以外に社協から別途交付金があります。

当自治会の世代別世帯数の割合は、さすがにここまでの少子高齢化の比率ではないのに。(ご参考世帯構造別の割合グラフby内閣府) 金額面以外に自治会活動そのものも、全体行事以外は健康講座やふれあいサロンなど、平日昼間で明らかに高齢者対象のものが多かったです。

せっかく世代も背景も違う人達が集まっているので、対象者の限定をしたいものは残し、よく考えたら誰が来てもいいのでは?という自治会主催のものは、境界線を無くすような取り組みを進め、少しずつ開催日時も週末が多くなっていました。 考え方が様々な副会長や部長たちの考えを合わせると、自然にそのような方向性が生まれていました。 

二十歳の祝い品贈呈も、自治会で存在感が抜け落ちてる学生達に何か・・・という考えがありました。 意外に、「おめでとうございます!!」と二十歳のお子さんについて役員達から祝われて、親世代(現役世代)が感激されるのも嬉しいことです。  

ご近所さんの二十歳の姿や過ごし方・将来の夢や悩み等の声を紹介することは、子ども達には憧れを抱かせ、年長者たちには懐かしさを抱かせるとともに新世代を認識してもらう良い機会になるのではと思います。 昨年に比べ今年は、記念品申込者が若干、増えました。 このまま当自治会の恒例行事になると良いなあと思います。