大晦日、主婦と自治会長はとくに休みはありません。マイペースのまま突っ走り、会長は任期を迎えて終わる予定。

大晦日の今日、「お節料理はこのくらい終えて、部屋はピカピカで、子ども達にあれこれさせて、あれもこれも終えて・・・」 と頭の中では壮大な計画(妄想)を抱いていたのに、何一つ終わっていないことに気付いた昼。 子ども達とクリスマスをしっかり楽しんだ後からの正月準備が、慌ただしいことこの上ないです。 これを書いた後、お節づくりはまだ続きます。今は紅白の懐かしい歌や子ども達が好きな歌を聴いています。

  ↓下の写真は、台所で遊びで作った「きぬかつぎ」(里芋を蒸した料理)。 ご近所さんに頂いた里芋がコロリと小ぶりで可愛いかったのでつい。 後述:平仮名間違えていました💦

正月準備のための食材集めをしながら、戦地や避難先の人々を想像し、なんて恵まれたことだとしみじみ思っていたのです。 そして正月に米や魚が揃うことが幸せの象徴のように描かれている絵本「かさじぞう」の話が頭に浮かんでいました。 子ども達に何度も読んだ話の一つです。 

お地蔵さんは6人だよ!と子どもが教えてくれて、1つ作ってくれました。

『貧しい家のおじいさんが、正月の食材を買うために薪を売りに町に出たが売れず、同じく笠が売れない笠売りと物々交換。 帰りに雪をかぶったお地蔵さんを見つけ不憫に思い、雪を払って手持ちの笠を全て地蔵にかぶせた。 一つ足りなかったので、自分の手ぬぐいをかぶせた。 家に帰ると、おばあさんは「良いことをしましたね」とおじいさんを労った。 翌朝、ザッザと足音がしたので戸を開けてみると、米俵や魚や小判がどっさり。 遠くに地蔵たちが帰る後ろ姿が見えたので、感謝をして拝む― 』という話です。 ここは今年も正月をお祝い出来るけど、そうではない人がたくさんいるんだよ。(我が子に)

自治会も自治会長も、生活に溶け込んでいるものだから、いつもと同じ。

自治会館の利用がますます多く、大晦日の今日も初めての方(町外)から利用の申込みがありました。 自治会ホームページをご覧になり申し込んでくださったとのことで、ホームページ作った甲斐がありました。 そして明日は地元神社の元旦祭に自治会長として出席。 いつも月末と月始めが慌ただしい自治会です。年末年始も同じです。 

1月1日しか休みがない、マンション管理棟の警備員さんと、マンション清掃のご婦人に今年のお礼を伝えにいきました。 私たちは皆さんが普段はその存在をとくに意識しなくて良いように、快適な生活を陰で支えている存在です。 とても親近感があります。 自治会に関しては、役員でなければ、気が向いた時だけ声を掛けたり、手を差し伸べてくれたらよいのです。それで十分、自治会は成り立ちます。

心からのお礼を言うのは3月

私は自治会長として大変多くの人たちに助けられたこと、また多くの人と知り合いになれたことの有難みと感謝の気持ちについて、私の任期が実質的に終わる3月の総会でしっかりと述べるつもりです。 まだ終わっていない改善案が幾つかありますが、超優秀な副会長や支えてくれる人達が多いのできっと大丈夫です。 もし終えられなくても、次の会長と役員達が思いを引き継いで、今度は彼らがやりやすいかたちで取り組んでくれます。

残り3か月の自治会長、二度と無い経験だと思うので、微力ながら出来る限りのことをします。 令和5年もどうぞ宜しくお願い致します。