町の文化祭感想① 和やかなゴチャマゼ祭り。非日常で楽しかったね…で落ち着くのか

11月の開成町文化祭。 若い世代が増えて勢いのある開成町に期待していた分、あれれ?と思ったので書いておきます。 展示作品や芸能発表のそれぞれの団体、また私が関わった町の職員さん達、個々の方々……は素晴らしく、敬意しかありません。  問題があるとすれば、どこだろう? 

先に催された芸能発表会は、福祉会館を会場にして一貫して行われており、こちらはゴチャマゼではありませんでした。 

ここは400人以上が入る大ホールで、普段は体育館のように使えるところ、収納されている観覧席をズラリと自動で出すことが出来るはずの施設です。 

それがいざ本番を迎えるときになって「壊れていたからパイプ椅子を並べてた」って関係者のお話、まさか本当ではなくご謙遜だったと思うことにしています。 本当だったら、年一度(3年振り開催!)の町主催の芸能発表会前に大失態、出演する文団連に失礼すぎるのでは・・・。 

 でもパイプ椅子は安物ではない立派な物で、見た目に違和感は特にありませんでしたし…。座席数はかなり減らす対処になったようで立ち見が出ていたものの、スペースに余裕があり自由に動かせたから、車いすの人はスーッと入ってきて、椅子をどけて並ぶことが出来ました。 またそこかしこで椅子の間隔を少し近づけたり遠ざけたり出来ていました。 なにしろ、開成町民は大らかだし、町民祭らしく堅苦しくない雰囲気で問題なかったです。・・・と自分を納得させました。 (演目についての感想はfacebookで1分動画をあげました

ゴチャマゼだったのは、その後の「文化祭」です。 

思わず「全体を統括していたのはどこの課ですか?」と、閉幕した翌日の今日、自治会担当の課に聞きました。 答えはどこも統括的な役割は無く、それぞれの課で、それぞれの場所を分担していたのだそうです。 よく役所批判で耳にすることに「横の繋がりがなっていない」というものがありますが、それがテーマ性がボケていて動線も考えられていない最大の理由のように思いました。  

ちなみに、私が所属する子育て支援団体も、先日のハロウィーンイベントの飾りを展示しました。 町が認定する公益子育て支援団体は他に2つ展示していましたが、企画政策課によりバラバラに配置されました。 他にも子育て関連団体は多かったので良いのですが…支援団体を増やしたいと考えているはずの子育て健康課はどのような感想を頂いたのでしょうか。

ただ、この賑やかな展示スペースの前に、「様々な団体があることを知って欲しいから」という理由で子育て支援団体や関連団体で集めずに、子ども向け要素ゼロの年金相談ブースを配置する町職員のセンスです。 (その隣はご家庭で出来る防災グッズや防災活動紹介)

それが良い悪いというより、私の感覚とはもう全く違うなぁ…(せめて内容的には「祭り」に不向きでも、「祭り」なのだから親子に向けた掲示物や資料が欲しかった…)と思ったので、何か言って分かってもらおうという気も起きなかったのです。 職員さん達は前々から真摯に取り組んで準備されていたし。 

それが当日、せっかく「文化祭」の作品群は素晴らしいのに、他にもチグハグさが及んでいたので、実際に自分が子連れの来訪者になると戸惑いました。 そのため今日は展示品の搬出しがてら、個人的な感想として、ここに書く内容を指摘させていただきました。  

長くなるので続く・・・②「町主催の」環境フェアはどこに?