清掃作業の後は再生100%ペットボトル マンション環境意識の今

10月頭の週末は暑いくらいの秋晴れでした。 コロナ緊急事態宣言が明けて久し振りのクリーンデー(清掃作業)は、直前の台風の影響もあり、とてもやりがいある作業になりました。

美化部員はいつも清掃道具や、終了時に配るドリンクを用意してくれます。 今回は種類が豊富だったのに加え、100%再生ペットボトルのお茶と「いろはす」という意識高! (子ども向けジュースは違うけれど・・・とのこと。)

個々のゴミ出しでは結局他のペットボトルと混ざってしまうでしょうが、出来るところから動こうじゃないか、という姿勢です。

※アルミや紙パックを考えましたが、予算と処理方法の現状を考えて100%再生ペット。 日本は他素材にシフトよりも焼却する際の高温排ガス抑制技術を進めてきたので、現状ではこれ。 海外からの指摘を受けて、後々変わってくるのかどうか?

ちなみに、当自治会の事務でもたまにお茶を出しますが、それにはラベルフリー(ラベル無しでプラゴミ微減)ペットボトルというのを購入しています。  自治会長会議では、贅沢にもアルミ缶の濃い足柄茶を出していただいています。 濃い足柄茶、美味しいです。^^  

クリーンデーは日曜なので、駅前朝市と重なる。

「この唐辛子は、鷹のするどい爪みたいだから「鷹の爪」って言うんだよ。君は食べれるかな?辛いよ。」

当自治会は駅前なので、日曜日に清掃していると朝市と重なります。 

朝市について、facebookで書いたことがあります。 ほのぼのとした、町のふるさとエリアと当新興地の交流になっています。 

写真は、緊急事態宣言が解除されて久し振りに来たというおじいさん。 去年は新米を購入させてもらいました。 今年は米の収穫量が少なく、売る分はないそうです。 

そして彼も自治会長経験者とのこと!

「今年の自治会長さんなんて、楽じゃないの~? コロナでほとんど中止になってさあ~」

なんてのびのび仰るので、祭りなど大きな行事は確かにないけど、コロナ禍で出来ることを探したり、役員さん達は頭使ってるんですよ! と半ばムキになって反論しました。^^ 当自治会は世代交代があったし、自治会運営を見直すタイミングとしてコロナ禍を利用します。

「20年前くらいは、自治会長と町の担当職員で任期終了時に箱根に泊まりに行って慰労会をしていたなあ・・・」と振り返りつつ、トラックにお客さんが来ない間は、箒で落ち葉を掃くのを手伝ってくれました。 「畑がすぐだったら、いい土になるから全部持っていくのにな~」と。

いろはす「梨」を手に取る参加者。自分であえて買わないけど珍しいわね・・・ってとこかな ^^
 

年長者のクリーンデー参加者からは、「外に出て運動も兼ねて、人と会話も出来るし楽しい」 という声がありました。 汗だくになって頑張った人が多く見られました。 

太陽光パネルとか電気自動車とか、大規模マンションで出来たら影響が大きいこと。

その他環境面に関して、最近、マンション管理会社の責任者と話していたことがあります。

当自治会は、世帯数が500近くある「大規模マンション」の住民達で成り立っています。 人口密集率は町一番の地域です。 

マンション屋根や屋上の何もないスペースに太陽光パネルを置いて、住民の電気に少しずつ還元できないの?という質問が、過去に住民から管理会社にあったそうです。

答えはノー。 マンション建設時に計画に組み込んでいないので、強度や安全面を補償できないとのこと。考慮するとしてもまずは管理棟からでしょうか。 毎月の修繕費にも影響が出てきそうです。 今から入居者募集するような新築マンションは設置されているところが多いし、それにより評判や価値が上がる。

また、まだ一般的とはとても言えない電気自動車が本当に増えてくるのでしょうか? まずは町内を走る公用車から実験的に変えたら良いと思いますが、一般向けの補助は幾つか制定されています。(開成町のゼロカーボンシティ補助制度) 

将来的に普及してくれば、充電場所がマンション各棟の広い駐車場一部にあったら良いと思いましたが、各住戸が平等に払っている修繕費で工事となるので、車を利用しない世帯が一定数いる現状では難しいだろうということでした。

マンション管理側からしてみれば、住民が密集している駅前なのだから町が環境に力を入れていて電気自動車を促進したいなら、線路の反対側のみだけでなく、こちら側にも充電場所を作ったり誘致したらいいのでは?とのことでした。(現在は線路の反対側、新設された郵便局近くの駐車場に有る) 

あくまで将来的な計画は?として、先月に〆切があった「町への自治会要望」の一つとして出してみましたが、どのような返事があるでしょうか。 

情報発信は出来るところが積極的にしていただいて、自治会でも個人でも、ささやかにペットボトルとか身近なリサイクル品を見てみたり、無理なく出来ることから実践してみるのが良いですね。