前回、神奈川家という家族で長男長女(横浜川崎)が独立を言い出す話に例えた話を書いて、すぐに「本当に、みんなで考えなければいけないことだ」などなど、反響がありました。どうもありがとうございます。😊 今日は県副知事に対して反論した話です。 そのときも何人かからすぐ「本当にそうだ」「よく言った」など声をかけていただきましたが、立場をわきまえろと内心、ヒヤヒヤしていた人もいたかもしれません。
今現在、神奈川県の黒岩知事は、特別市の法制化反対の体制強化のために対策チームを作るとのことで、法制化に前向きな横浜・川崎・相模原(政令指定都市)に対して徹底抗戦の構えです。議論の余地を与えないような。
前回のたとえ話で、親(神奈川県)「独立?バカなことを言うな・・・」に繋がる話、つまり「では仕送りは?与えていた家財は?」という話を詰める余地も与えない反対姿勢です。
したがって、さらにそこに繋げた疑問 「いままで長男長女(横浜や川崎)を贔屓しすぎていたのでは?」「その他の弟妹たち(ここ足柄上郡の市町など)は今まで通りが最善か?」という議論には、このままでは全くなりません。
市町もその議会も、この「たくさんの懸念がある。=反対!」という段階で、意見書を出しています。市町の中には「議論がもっと必要だ」と主張しての反対表明もありました。私はそのような議論の必要性の明記が意見書内容にないことにごねました。
以前に、ある職員さんが「メリットを見出すとしたら・・・
県は、今こそ広域連携が必要なんだと言っている。その他市町村に一斉に反対して欲しいから。県がこちら県西のほうも気にする機会。地方財政の在り方の見直しに契機になればよい」
と仰っていたことが頭に残っています。 そうして開成町の9月議会で、いざ副議長が意見書提出案を読み上げて採決を取る際には、せめてこれは…、という対応で背景や理由を説明する「口述書」という中に、私や同様に考える議員の意図を汲んでもらいました。
足柄地域は県にとってどういう存在?
副知事は、足柄上郡5町の約60名の議員たちを前に「特別市法制化が実現したら、みなさんの行政サービス機能が劣ることになる。なんとしてでも阻止しなければならない」「政令指定都市以外の、30市町村すべてが反対という状況を作りたいのでお願いしたい。決めるのは皆さまですが」と、正直、数字の試算などはこじつけと捉えられる面々がありつつも、一生懸命に説いていました。
そして質疑応答に移り、私はこれまでの県西の在り方に問題があったのでは?と投げかけました。また
〇私たち足柄上郡は、その問題以前に、少子高齢化が著しく進み、消滅可能自治体とみなされている地域がある。人口が少ないからと、医療機関などいろいろな機能が人口が多いほうに吸収されていき、ますます利便性が失われて行くという悪循環のさなかにある。
〇特別市問題の前に、この「さあ県西部どうする?」と県全体の大問題として話し合ってほしかった。
〇そのように課題を抱える地域なのに、たとえば県議会議員の選出は人口割りなので、足柄上郡の5町の広大な面積に一人しか出れない。(足柄上郡5町303㎢に1人、横浜市438㎢に43人。それでも人口差があるから一人当たりの人口はそれでもほぼ変わらない、とはいえ・・・) 本当にこの地域を守る意識があるのなら、県のほうから「それは違う」と声をあげてくれたら良かったのでは。
〇政令指定都市が外れて県の力はぐんと弱まるが、こちらの地域にもっと注目せざるを得ないという、現実的ではないと言われながらも、いちるの望みを抱く議員たちも、この地域にはいる。
という話をしました。
副知事はメモを取りながら、明らかにトーンダウンしつつも「そのようなご意見があることを真摯に受け止める」とのことでしたが、今は果たしてどうでしょうか。
長男長女たち(横浜など)は、手がかかる弟妹たちに足を引っ張られるのが嫌なのでしょうが、そのまま、多数いる弟妹たちにソッポを向き、懐柔させる努力がまったく無かったのです。 でも隣の山北町は、「一方の意見だけでなく、政令指定都市側の話も聴きたい」と歩み寄り、水の供給で交流のある川崎市からも直接話を伺う機会を設けたそうです。👏
朝日新聞に、「特別市が世界的に競争力のある都市として成長し、東京都一極集中を是正しながら、地域全体の経済活性化が実現するというものであり、それが日本全体の成長にもつながるというものである。」という理論があったので、そういう話だったかもしれません。「今のままが決していいというわけではない!」の改善策は、この特別市構想にあるのでしょうか。 また影をひそめることもあるかもしれないけど、継続する議論だと思います。(⇒現状打破:朝日新聞 市長経験者知事の話)
特別市構想の話、おわり