長雨が止み、太陽の下で黄金色に光る穂波や稲刈りする様子をあちこちで見かけるようになりました。今年の「はるみ」はツヤが良く美味しい!と農家さんは太鼓判を押していました😊


9月議会。「特別市構想の法制化に反対する意見書」
さて議会の続きですが、開成町議会から国や県に対して提出する意見書が可決されました。議会ではなく町としては5月に表明しています。⇒「30市町村長、反対を申し入れ(神奈川新聞)」
法制化を求める神奈川県の政令指定都市のうち、筆頭にいる横浜市が市長選挙でそれどころではない様子になっていますが・・・。しかし特別市制度は戦後すぐに法制化されたものと、長きに渡り求められているものだそうです。当時、県が強固に反対し実現に至らず、政令指定都市制度に留められたということです。
今年になって↑↑「えっ独立?」と驚いたような県ポスターが出来て、県知事の拒絶反応が報道され、市町村長もこぞって反対表明しました。
大阪都構想を主張してきた維新が与党になり、東京都一極集中・地方衰退が進む世の中で、大都市制度の在り方が改めて議論されるようになったから問題が急浮上してきての反応のようです。 大阪の話だと我関せずでいたのが、急にわが身に降りかかってきて大慌て!という印象です。いかに、議論を避けてきたか。
足柄上郡の議会では、意見書を出す前に、どういうことか改めて学ぼうと議長会が神奈川県に要請し、副知事が説明に来られました。
副知事の説明で多用された「危機感」「懸念」
そこで伺ったことは、当たり前といえば当たり前ですが、県知事が主張している報道内容と変わらず、拒絶反応に近い印象を与えるものでした。
「特別市構想に賛成する神奈川県の政令指定都市3つは、県の人口の3分の2を占める。そのような大都市が抜けてしまうと、残された地域(周辺市町村)の住民サービスが維持できなくなる恐れがある」
「財源不足になり、医療費助成等も現状のままいかない懸念がある。警察その他の管理や事務手続きが分断され問題解決が遅れる懸念がある。とにかく多方面に渡り懸念される事項が多くあり現実的ではない」
といった内容でした。
家族に例えたら?
県を家族に例えれば、登場人物は
〇親=神奈川県 〇長男長女=横浜川崎(次男 相模原) 〇その他の妹弟=ほかの市町村
長男長女たちは成長し、とても頼りになる存在。 自分達で稼いで家にお金を入れてくれる。手がかかる弟妹たちに与える小遣いも払えて親は助かっているし神奈川家は安泰だ。 (※実際はお金の行き来はもっと複雑ですが、大雑把なたとえ話。また重要な点として、県と市町村は法律上、規模を問わず平等であり上下関係にありません。)
これまで長男長女を贔屓して家財(警察署やその他、代表的な県立施設)を多く分け与えていた。 それがなんと長男長女は独立すると言いだした。 自分の稼ぎは自分で使いたいと。弟妹たちはまだ手がかかるのにどうするんだ?神奈川家の力が弱ってしまうではないか、バカなことを言うな。・・・
今、こういう状態だと思います。でも、そこに繋がる話を想像すると
もし出ていくのであれば、仕送りはしっかりするように。あと家にいるから家財を渡していたのだから、家財は置いていくように。となるのが自然では。したがって代表的な県立施設は返却。建物の返却は現実的に出来ないので、同程度のものを別所に造れるだけの金額で買い取りなど。
そういった交換条件のような話は、横浜市や川崎市のHPなどを見ても全くありませんでした。「自分たちの稼ぎを親に払わず自分達のものに出来るから、もっと自由にたくさん使えるぞ!(弟妹たちの小遣いを払えないなら家長(国)がどうするか決めることだ。どうしても必要だったら払うが、それも自分達で決める。)」という話が主です。
そのような弟妹視点が軽んじられている状態で賛成できる話ではありません。
ただ、今まで長男長女を贔屓しすぎていたから、こんな風に慌てる話になっているのでは? 弟妹たちは、小遣いがだんだんと減っていく(必要なくなっていく)ように育っているか? 「今まで通り」が最善か?
副知事の話からは、そのような疑問も生まれました。
つづく