アジサイが咲いて、そろそろホタルも飛び交って穏やかであるはずな時期、
コロナワクチン予約の分かりにくさ、繋がりにくさで不安倍増。 「誰でもいいから何か聞きたい!」と心が叫んでいるようなご年配の方々がこの地域にも多くいました。
先週の組長会議では、最後のほうには不安・不満の共有時間になっていて、それはそれで良い機会になったと振り返ったくらいです。
「町は、こういうことを皆が言ってるって分かってないよ!」「災害が起こったら、同じ状態になるよね」「問合せ先もよく分からないし! 自治会に問合せなかった?」
などなど。 民生委員さんにはもっと多くの声が届いていたようです。 民生委員さんへのヒアリングが、どのような事態だったかを最も掴めるかと思いました。 電話の数、どんなヘルプが届き、どのような応対が必要で納得・安心されたか。
ある他地区の民生委員さんは20名担当のところ、集団接種予約日までに8名から電話があったそうです。 電話があるのはまだ良いほうだと仰っていました。
誰にも何も言わず、人知れず不安を抱えながら家にこもっている人はもっと多いかもしれません。 怒りの感情は落ち着いてきた感じがあるものの、「どうなってんのかな?」「どうなるのかな」と情報を欲しているかもしれません。
なので、近日中に、そのような方々の不安を少しでも解消するために、以下の情報を含めた「伝言板」的なチラシを自治会で出すことを考えています。
町の接種状況(6月2日時点)を確認
ワクチン予約案内チラシの下部に小さく、町の問合せ先「新型コロナワクチン接種対策本部」が載っています。 複数で対応されているのでとても対応が早く、ご丁寧です。 そこに電話をして確認したことは、
開成町には65歳以上の人口4660名いますが、集団接種を済ませたのは、そのうち433名です。 割合は9%です。
つまり、ごく少数です。(自治会長会議では集団接種3割と聞いていましたが?)
人数が予定より減ったのは、キャンセルや、問診で取りやめ・・・といった要因があったそうです。
今後は、かかりつけ医院などでの接種になるので、日毎の統計は難しいとのことでした。
しかし、7月末までには65歳以上の希望者全員に接種が完了するようにワクチンは手配しているので、焦る必要はありません。 ご都合により先々を予約している方もいますし。 とのこと。
(自治会長会議では、「8月末までには」と聞いたので、まあ秋くらいまでには…)
とにかく数字上ハッキリと言えることは、現時点で多くの人が接種を終えているわけではないので、「あなた以外が、ほとんど予約し終えている・接種を終えているなんてことは、全くありませんよ」 ということです。 それが伝わり、必要のないストレスは感じないよう、マンションのエレベーターと掲示板に貼って、お知らせしようと思っています。
伝言板チラシのもともとの目的は、近くの水路で「ホタルが出始めましたよ」 と上のイラストも入れての案内だったのですが。 (当自治会では恒例の案内です) ホタル情報は、おまけになりそうです。