こんなコロナ禍の東京オリンピックになるのかな!と主婦が期待した1年前の春

今日は夢物語の駄文です。コメント欄が無いのをいいことに、好き勝手書いています。

(写真はスポーツに繋げて子ども達と遊んだ「手作り障害物競争」(コロナ前)。  パン食い競争とか、粉の中のマシュマロ食いとか、借り物競争とか、そんな競技が含まれる楽しい障害物競争というものを、今の子ども達にも経験させたくてASOBI隊で行ったときの一コマです。・・・)

東京オリンピックが控えているというのにコロナで三密防止策が出来た1年前の春、

私はwithコロナのTOKYOオリンピックで、日本人の凝りに凝った職人魂と遊び心が、ITやらCGやらに発揮されると心躍りました。 今までにない、「やっぱり日本て何か違ってクールだね」と多国に思われるような、コロナを徹底的に避ける対策+オリンピックを、最新技術を集めて実施されるのかとワクワクしました。

私はプログラミングなどに疎いけれど、以下のような、未来の可能性への期待が膨らむようなオリンピックを頭に描きました。

自宅から歓声を上げる自分の映像が、観客席に反映される

昨年末~今年初めのフィギュアスケート国際大会では、観客席を何席分かずつ空けて座る必要に迫られ、大勢の観客に見えるように何パターンかの人物画の看板が空席にありました。 

観客数は半減していたけど賑わって見えました。 今の日本よりずっと感染者数が多い中で国際大会をサラリと実施していた別国の話です。

世界の祭典たるオリンピックに置き換えた策は、席を確保した人が自分の画像を送り、それが看板になって席に置かれることかとも思いましたが、私が金額や細かい問題点を度外視で夢に描いた現代らしい策は、席に置かれたモニターに映像が反映されることです。

・・・、何のスケート大会だったかと調べていたら、なんと↑前者の席を購入して自分自身の写真を観客席に反映させるというサービスがありました!  バーチャル・ファンだそうです。 後者の「席に置かれたモニターに自分の映像」というのは見つかりませんでした。

事前登録制で席を確保したら、当日は自宅か、小さい規模で集まった指定の場所にいながら、歓声する自分の映像が席に反映されて見えるのです。録画機能がない人は、ビッグスマイルで応援する自分の写真を事前に送っておいて、席に観客看板として反映されます。 

珍しいし、見てみたくなりますよね。 今の技術+コロナ禍で実在の観客は減らすのだから、故人を観客席に座らせることも出来ますね。 過去のその競技の英雄や各国が誇る偉人など。 

各大陸のメイン競技場で行われる競技映像を、東京で繋ぐ

コロナ禍で、遠い国々から日本まで移動するのはリスキーです。 陸上など記録で競う競技は、せいぜい各大陸ごとに集まります。 難しければ数か国でも。 

その競技が行われる一つ一つが立派な競技場だとしても、それらが繋がる映像の拠点はあくまで東京です。 

分割された映像のどこかに必ず「TOKYO」の文字があり、東京オリンピックだから可能にしていると思わせます。

本当に密になるのは、チームリーグ戦など、ごく少数に限ります。 

メダル授与は、各大陸に派遣されたペッパー君やドラえもん、ガンダム達 

メダル授与は、選手との距離が近くてソーシャルディスタンスが保てません。

大陸によって、または競技によって、互いに離れた場所で表彰されるメダル獲得者たちに授与するのは、そこに派遣された日本を代表する様々なロボット達です。 コロナにかかりません。

「バレーボールのメダル授与を担当するロボットがポケモンだから絶対見る」

など、それが一つのフォーカルポイントとなり得ます。 

メダルをもらう人がその場でロボットとツーショット。 絶対に自慢したくなる写真になります。 そして日本のサブカルチャーは拡散されていきます。

オリンピックには夢や可能性や、文化が詰まっている。

中国が開催国だったときのオリパラ開会式は、外の花火をCG演出するなど「まがい物」と揶揄する報道が事後にありました。 でもテレビで見ているそのときは、改めて大陸の歴史と規模が持つダイナミックさと、豊富な無形遺産に圧倒されていました。

開会式はいつでも、その国が自慢したい文化や芸術が詰まっています。 

文化や芸術、そしてコロナ禍を逆手に取った創意工夫に富んだオリンピック、しかも開催国日本のオリパラを、堂々と楽しみにしたかったです。 

日本人が根っからの遊びの工夫精神を持ってして、現時点で最大限の求心力と技術の応用力を駆使すれば、コロナ禍ならではのユニークなオリンピックになったでしょう。

「ユニーク」は、小さな島国なのに先進国の日本に相応しい高評価ワードなのだから、ユニークなのがいいのです。 がんばれニッポン!