町の生涯学習講座を自治会で利用。マイナンバーカードの本来の目的は大丈夫??

今日は自治会で生涯学習講座がありました。 他の自治会・町内会では、福祉か交流担当による「ふれあい講座」や「交流会」などと名前がつくような活動があるのではと思いますが、それと同様の催しです。

前回のブログ「とある気楽な1日~」で書いたとおり、各自治体では、自治会に限らない団体向けにバラエティに富んだ生涯学習講座を設けており、ここ開成町も「あじさい講座」と名付けて充実した無料講座があります。 ➡開成町あじさい講座リスト 

去年、幾つか申し込んでいましたが、コロナで中止になってしまいました。 

今年度は、さっそく1つ「マイナンバーカードを作成しませんか?」という総合窓口課担当の講座が無事に開催でき、企画・担当した生涯学習部長とともにホッとしました。 

もうGWを意識する陽気だった今日、このまま明るい話題・活動が続けば良いと思いました。

マイナポイントとはお得だそうだけど・・・?やはり複雑でした。

4月からマイナポイント第二段!が掲げられて、「『???』な住民が多そうだ・・・もったいない!」という生涯学習部長さんのご意向があり、今回の講座が設けられました。 

町職員さんはスクリーンや三脚カメラなど撮影セットを持参し、まだ作成していない人は、その場で撮影・カード作成が可能です。 ご夫婦やご家族で参加される方もいらっしゃいました。

 多くの当自治会員にとっては、すぐ近くのマックスバリュで使うワオンカードをマイナンバーカードに登録して2万円チャージすれば、5千ポイントがつく・・・というのが最も身近な「ポイントゲット」方法です。 

しかしポイントは自動に加算されるわけではなく、ATM(ワオンカードをチャージする機械)で「ポイント加算」手続きをして、加算されるそうです。 私は知らずに「もう加算されて、いつの間にか使ったのかしら?」と思ってました。 今回、教えてもらえて良かったです。

楽天カードは、自動加算。 ということは、私は知らずにポイント分を使ったのかしら? このように、どのクレジットカードや課金カードかで、ポイント数だけでなく加算方法も異なるとのことです。  うーん、なんだ複雑で面倒そう?という心の声が、参加者の皆さまから聞こえた気がしました。 

スマホかカードリーダーで登録というのも、不得意な方が多いことでしょう。(➡町の総合窓口課にカードリーダーがあるので登録してもらえそうです。要問合せ・要予約)

歯切れの悪い現状も、町職員がなんとかフォロー

健康保険証の代わりにマイナンバーカードが使えるようになる ・・・ これも大きな関心事でした。

しかしこの地域は、病院によって、機材導入状況や対応できる人材にまだかなりバラつきがある。 現状では、対応可能なところでも手間暇アップのため、従来の健康保険証利用より2,30円が加算されるとのこと。 

えーそうなの???という声が、実際に聞こえました。 

そんな歯切れの悪い答えをしなければいけない町職員さん方でしたが、「今はそういう現状なんです」と包み隠さずご説明くださいました。

総合窓口課でのフォロー体制は整っており、「いつでも何でも質問して!!出来る限りお助けします!」という姿勢が見られて不安になることはありませんでした。 硬い内容でしたがそんな姿勢にも助けられ、場が和んで良かったです。

全体的な感想

ポイント加算の話や「今後必要になっていくようだ」という意識でカード作成は進んでいるだろう。 付随して電子払いも、マイナポイントが無いよりは進んだものと思われるが、

本来の大きな目的の一つ「ICTを活用して行政サービスの無駄を省いて質を高める」という目的に関しては、日常生活の中ではまだ成果が見られない。 コロナワクチン接種予約など特別なときくらい。 

参加者の反応から、高齢者が「日常生活でこれは便利・必要」と実感するのは、免許証が無い場合(返納した後も)に身分証明書として使うとき。 そして上記の「ICTを活用して~」の目的に納得できるのは、複数の病院で共通カード&カルテとして利用できるようになってからかな?と感想を抱きました。 

カード保有者が増えて、多数の住民がそのICT機能を生かすことを行政にせっつく流れになるのかもしれません。